Rick's Cafe Tokio 』 Deluxe


Rick's Cafe Tokio 』 Deluxe


!?


行く前に・・・




ヤサグレ道士・The 小磯雲竹斎 #0-1




その男・・・


その名を・・・


小磯 雲竹斎 兼持(こいそ・うんちくさい・かねもち)


!?


言ふ。。。



そぅ・・・


小磯 雲竹斎 兼持


と。。。




あの小磯 雲竹斎 兼持


!?


終に・・・


満を持して登場。。。




この物語は・・・


あの小磯 雲竹斎 兼持


!?


カレーにして


否、


加齢にして


否、


華麗にして・・・


華麗なる・・・


冒険談なの・・・


!?


ある。。。











ナンチャッテ







ヤサグレ道士・The 小磯雲竹斎 #0-1 お・す・ま・ひ







ヤサグレ道士・The 小磯雲竹斎 #0-2




先生は何処(いずこ)の人なるかを知らざるなり。

又、

その職を語らず。

その居所を告げず。

その齢(よわい)を詳(つまび)らかにせず。

ただ、


『小磯』


とのみ名乗る。


然(しか)るに世人(せじん)、先生の只管(ひたすら)博学達見なるが故に彼に字(あざな)して曰く、


『小磯蘊蓄斎(こいそ・うんちくさい)先生』


と。


更に・・・


先生のその顔の大きさ限りなし。

正に三頭身これなり。

ここにおいて世人、更にこれに加えて曰く、


『小磯 大顔面 蘊蓄斎(こいそ・だいがんめん・うんちくさい)先生』


と。。。











つづく







ヤサグレ道士・The 小磯雲竹斎 #0-2 お・す・ま・ひ







ヤサグレ道士・The 小磯雲竹斎 #0-3




小磯 大顔面 蘊蓄斎(こいそ・だいがんめん・うんちくさい)先生は卓才である。


加えて・・・


性、すこぶる柔和にして剛毅果断。

年齢不詳にして大力豪胆。

豪快闊達にして雄弁なり。

一度(ひとたび)心のまま語り始むれば、衆人これに耳を傾けざるなし。

生来、酒を大いに好み、良く書を読む。

ただし、読書を好むとは言えども甚(はなは)だしくは解(かい)せん事を求めず。

然(しか)るに、僅(わず)かに意の会する所あらば、即ち、欣然として寝食を忘(わす)る。

多弁、多情、多淫、好色、大食にして風流人。

即ち、大の女好き。

良く風俗を好む。


更に・・・


小磯 大顔面 蘊蓄斎先生は、ウンチが・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・臭い。


その甚(はなは)だしきこと限りなし。


即ち・・・


このかほりに触れたる者・・・


倒れざる事・・・


あたはざるなり・・・


と。。。











つづく







ヤサグレ道士・The 小磯雲竹斎 #0-3 お・す・ま・ひ







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe




Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #0




■この物語はどこまでも “作者の脳内フィクション” の文字化です。 実際の人物、団体等とは一切関係ありません。 仮に、名称等がホンのチョッと似ている事があってもです。 不悪(あしからず)■




【主な登場人物】



    ?



                ★   ★   ★



    ?


    ?


    ?


    ?


    ?



                ★   ★   ★



リック・・・『 Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 のオーナー


ケン・・・リックの片腕



                ★   ★   ★



田原アリス


ポチ医者バージョン



                ★   ★   ★



奥村玄龍斎(おくむら・げんりゅうさい)



                ★   ★   ★







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #1




瞬間、


『ハッ!?


田原アリスが息を呑んでその場に固まった。

凍(い)て付いている。

突然、目の前に超ーーーーー!!!!! キ、ン、モ、イ、不気味なデブンチョ禿の三頭身男が、


「ニュ〜」


っと姿を現したからだ。


これはアリスがリックのお店からの帰り道、ある金曜日の夜8時の出来事である。


ソヤツはオッサンだった。

結構、高価そうな白い羽織袴姿で身の丈は165センチほど。

赤ら顔で大顔面。

チッコイおめめにペシャッと潰れて横に広がった大鼻。

真っ赤な巨大な唇。

突出したデコに頭はズル剥け。

体重は、どう見ても軽〜く0.1豚(トン)はありそうだった。


そんな途轍(とてつ)もなく不気味なヤツの突然の出現。

しかも目の前約5メートル。

加えて、アリスをジッと見つめてニッタラニッタラしちょった。

そんなオッサンと目が合ったのだ。

だからアリスが、


『ハッ!?


っと息を呑んでその場に固まったのも無理はない。


アリスは目を切りたかった。

だが、出来なかった。

体が金縛り状態。

硬直して何も出来ないのだ。

瞬(まばた)きすら。

そこへ、


「ヒタッ。 ヒタッ。 ヒタッ。 ・・・」


超ーキンモイ不気味なオッサンが近付いて来る。

しかし、体は動かない。

一瞬、

アリスはパニックになった。

最早アリス、


「ドックン、ドックン、ドックン、・・・」


心臓が破裂しそうだ。

否、爆発寸前だ。

だが、そうしている間(ま)も、


「ヒタッ。 ヒタッ。 ヒタッ。 ・・・」


その超ーキモ不気味なオッサンの接近は続く。

相変わらず心臓は、


「ドックン、ドックン、ドックン、・・・」


爆発寸前のままでその場に凍て付く田原アリス。

只管(ひたすら)こう願い続けていた。


『通り過ぎろ、通り過ぎろ、通り過ぎろ、・・・』


しか〜〜〜し、


現実はそんなに甘くはなかった。



つー、 まー、 りー、 ・・・



何かが起こったのだ。

そぅ。

何かが。



!?


すれば・・・



この先、アリスは一体!?


どうなってしまうのかーーーーーーーーーー??????????











つづく







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #1 お・す・ま・ひ







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #2




「済まんが、お嬢ちゃん。 この辺りに 『 Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 ちゅうお店があるはずなんだが、知らんかな?」


その三頭身で、グロテスクで、超ーキンモイ不気味なオッサンがアリスに話し掛けて来た。

それもニッタラニッタラしながら。


「・・・」


その余りのキモ不気味さにアリスは何も答えられなかった。

言葉が出てこないのだ。

出来る事といったら、ただ硬直したまま絶句するのみ。


いつの間にか、


「タラ〜。 タラタラタラタラタラ〜」


脂汗が溢れ出していた。



、ま、り、・・・



「タラ〜。 タラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラ〜〜〜〜〜」


って。。。


それも全身に。

当然、手も〜。


「ジヮ〜。 ジヮジヮジヮジヮジヮ〜」


汗ばんでいる。



、ま、り、・・・



「ジヮ〜。 ジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮジヮ〜〜〜〜〜」


って。。。


勿論、両手とも。

それもジトッと。

身の危険を感じているのだ。

命の危険を。


そんなアリスに再びオッサンが聞いた。


「知らんのか?」


これに対して反射的に、


「ウンウンウンウンウン・・・」


アリスが全身硬直した状態で首だけを縦に何度も振った。

そして、


『ハッ!?


気が付いた。

知っているのに首を縦に振って、それを否定している事に。

そのため、


「ウンウンウンウンウン・・・」


慌てて首を横に何度も振った。


「ん!? 知っちょるんか?」


そして今度は、


「ウンウンウンウンウン・・・」


首を縦に何度も振った。


「そうか、知っちょるんだな」


「ウンウンウンウンウン・・・」


今度も縦に。


「ど〜こ、かな〜?」


「アアア、アッチー!! アッチアッチアッチーーー!!


アリスが体の向きはそのままで、右手を後ろに伸ばして人差し指で今自分が歩いて来た方向を指差した。

でも、目は切れなかった。

オッサンを見つめたままだ。

恐ろしくて目を切る事が出来ないのだ。

何をされるか全く分らないからだ。

当然、お顔は引き攣りっぱなし。

そのお顔の引き攣りっぱなしのアリスが続けた。


「こここ、この道真っすぐー。 こここ、この道のこっち側沿いー。 いいい、一軒だけ看板出てないお店ー。 そそそ、そこー!!


そう叫ぶように言ってから、


「ダァーーーーー!!!!!


アリスは一目散に走ってその場から逃げ去った。

アリスのその後ろ姿を見送りながらキモ不気味なオッサンは思った。


『おーおー、あんなに慌てちゃってまぁ。 よっぽど照れ臭かったんだな、俺と話すの・・・。 ま!? 良くある事だが』


って。


まぁ!?


なんちゅうプラス思考。

自分を恐れて逃げたとは微塵(みじん)も思わない。

つまり完璧なまでに自分をハンサムさんだと思い込んでいる、このふてぶてしさ。

いるんだよなぁ。

こういうヤツって、さ。

あの甚(はなは)だ勘違いイケメン(らすい)の韓流ズベタっぽいヤツって。

血液型 B 型に多いんだぜ。(作者の経験的に)


!?


これは余談だったが。


!?


この訳の分からんオッサンの正体は一体全体・・・



誰なんだ〜〜〜〜〜!!!!!











つづく







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #2 お・す・ま・ひ







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #3




ハィ!!


そ、れ、は、・・・


『小磯 雲竹斎 兼持(こいそ・うんちくさい・かねもち)』 ( http://pocomaru.jugem.jp/?search=%BE%AE%B0%EB%B1%C0%C3%DD%BA%D8


先ほどアリスを死ぬほど怖がらせたこの超ーキンモイ不気味なオッサンは、その名を・・・


小磯 雲竹斎 兼持


!?


言った。

確かにそう言った。


小磯 雲竹斎 兼持


と。。。



(もしかして、分かってた???)



そぅ・・・


あの小磯 雲竹斎 兼持


!?


終に・・・


満を持して登場。。。




この物語は・・・


あの小磯 雲竹斎 兼持


!?


カレーにして


否、


加齢にして


否、


華麗にして・・・


華麗なる・・・


冒険談なの・・・


!?


ある。。。




ナンッチャッテ、ナンッチャッテ、ナンッチャッテ。。。




だが・・・


このオッサンにはもう一つ、別に字(あざな)があった。


『小磯 大顔面 蘊蓄斎(こいそ・だいがんめん・うんちくさい)』


という字が。

これは世人によって命名されたものだった。


そして・・・


このオッサンにそう字した世人達は、実は、実に良(い)い所を突いていたのである。











つづく







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #3 お・す・ま・ひ







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #0'




【主な登場人物】



小磯 雲竹斎 兼持(こいそ・うんちくさい・かねもち)・・・三頭身でハゲんちょデブの超ー、キ、ン、モ、イ、不気味なオッサン  女好きの道士

http://pocomaru.jugem.jp/?search=%BE%AE%B0%EB%B1%C0%C3%DD%BA%D8




                ★   ★   ★



    ?


    ?


    ?


    ?


    ?



                ★   ★   ★



リック・・・『 Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 のオーナー


ケン・・・リックの片腕



                ★   ★   ★



田原アリス


ポチ医者バージョン



                ★   ★   ★



奥村玄龍斎(おくむら・げんりゅうさい)



                ★   ★   ★







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #4




先生は何処(いずこ)の人なるかを知らざるなり。

又、

その職を語らず。

その居所を告げず。

その齢(よわい)を詳(つまび)らかにせず。

ただ、


『小磯』


とのみ名乗る。


然(しか)るに世人(せじん)、先生の只管(ひたすら)博学達見なるが故に彼に字(あざな)して曰く、


『小磯蘊蓄斎(こいそ・うんちくさい)先生』


と。


更に・・・


先生のそのお顔の大きさ限りなし。

正に三頭身これなり。

ここにおいて世人、更にこれに加えて曰く、


『小磯 大顔面 蘊蓄斎(こいそ・だいがんめん・うんちくさい)先生』


と。。。











つづく







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #4 お・す・ま・ひ







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #5




小磯 大顔面 蘊蓄斎(こいそ・だいがんめん・うんちくさい)先生は卓才である。


加えて・・・


性、すこぶる柔和にして剛毅果断。

年齢不詳にして大力豪胆。

豪快闊達にして雄弁なり。

一度(ひとたび)心のまま語り始むれば、衆人これに耳を傾けざるなし。

生来、酒を大いに好み、良く書を読む。

ただし、読書を好むとは言えども甚(はなは)だしくは解(かい)せん事を求めず。

然(しか)るに、僅(わず)かに意の会する所あらば、即ち、欣然として寝食を忘(わす)る。

多弁、多情、多淫、好色、大食にして風流人。

即ち、大の女好き。

良く風俗を好む。


更に・・・


小磯 大顔面 蘊蓄斎先生は・・・


ウンチが・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・臭い。


その甚(はなは)だしきこと限りなし。


即ち・・・


このかほりに触れたる者・・・


倒れざる事・・・


あたはざるなり・・・


と。。。











つづく







Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 Deluxe #5 お・す・ま・ひ