(以下は、2008年7月1日のポチの日記です)
アリスのニャンコその名はポチが貴方に贈る
〜 平凡で ちょっぴりドジな おとなの童話 〜
『アリスのお家』
わたしの わたしによる わたしのための わたし的クイズ
問題57 わたしは人間ドック入んなきゃなんないかなぁ、って思ってるでしょうか?
★ ★ ★
答え57 ハイ、思ってます。
ヶど、勇気がなくて入れません。
って、言ふのも。
こないだお友達が入ったからです。
そしてお話聞いちゃったからです。
「どうだった?」
「何ともなかったべ」
「良かったネ」
「アンガトさん。でも、チョッと尿酸値タケェって言われちまったゎ」
「尿酸値?」
「ウン」
「それ高いとどうなんの? 癌になって死んじゃうとか・・・」
「チョ!? おまっ。 大袈裟こくんじゃネェーょ。死にゃしネェーし癌にもなんネェーの。いてぇだけ。ヶど、アチシのバヤイ適正値よっかチョッとタケェだけ。だから薬も飲む必要な〜〜〜し!!」
「そっ。なら良かった。じゃ、無事なんだネ」
「無事って!? ・・・。あのさぁ。アンタと話してっ時、アタシいつも思うんだけどさぁ。アンタって確実にアルツ君だよネ」
「ア、ル、ツ、ク、ン? アルツクンって?」
「ボケ子って事」
「ボ、ケ、コ? ボケコって?」
「だからー、一々聞くンじゃんネェーょ、一々!! っと、イライラすんなぁー!! ったく」
「だって、分かんないもん」
「『だって、分かんないもん』じゃネェ−ょ。察しろょー!! 付き合いなげぇーんだから、そのぐらい察しろょー!! 言い方聞いて分かんネェのかょー?」
「ウン。分かんない」
「クッ!? だみだこりゃ。・・・。ウ〜ン、・・・」
「どしたの? 何考えてんの?」
「どぅ説明したらオメーが分かるか考えてんだょ」
「フ〜ン」
「『フ〜ン』じゃネェー!! 『フ〜ン』じゃネェー!! ったく、オメーってヤツはょー。ホンに調子狂っちまうゼ、こっちまで。つまりだなぁ。なんだぁ。オメーは若年性アルツハイマーって事だ。若ボケって事だ。分かったかぁ。コンチクショウ」
「若ボケかぁ。フ〜ン。初めて言われた」
「だ〜からー!! 初めてじゃネェーだろ、初めてじゃぁ。みーんな言ってゾー。オメーと話してっと調子狂うって。オメーのピンぼけは有名じゃ」
「フ〜ン。有名かぁ」
「そっ。有名」
「じゃ、いい事だネ」
「いくぁネェ!! いくぁネェ!! いくぁネェンだぁー!! ホッッッンにコ、イ、ツゎぁ・・・」
「どしたの? プルプルして? 顔真っ赤だょ」
「クッ!? っも、いい。ダメだ。オメーと話ってっとコッチまでおかしくなる。・・・。ところで何の話してたんだ?」
「何の話? 何の話してたんだっけ?」
「忘れた」
「アタシも」
二人とも何話してたか分かんなくなっちゃいました。
アリスのお家
ウ〜ン。何の話だったけぇ・・・?
★ ★ ★
今日のヒトヒネ
アルツ君 あぁ、アルツ君 アルツ君 っと。。。(orz)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ by ポチ
おそまつ
(以下は、2008年7月2日のポチの日記です)
アリスのニャンコその名はポチが貴方に贈る
〜 平凡で ちょっぴりドジな おとなの童話 〜
『アリスのお家』
わたしの わたしによる わたしのための わたし的クイズ
問題57の続編
★ ★ ★
問題57
の!?
あ・ら・す・じ
前回わたしは人間ドックに入った友人(仮に A としておこう)にその感想を聞いていた。
だが、
その最中(これは『さいちゅう』と読みます。『もなか』ではありません。念のため)、尿酸値が高いという A の予想外の発言が飛び出した。
それは、
突然のハプニング。
真夏の蜃気楼。
思いもかけない出来事であった。
その結果、
話が当初わたしが意図していたものとは全く異なり、かけ離れ、想像だに出来ぬ方向へと展開してしまったのだった。
そして、
終に二人とも、何を話していたのかさえ失念してしうという恐るべき事態を招く事となってしまったのである。
(↑チョッとコマルっぽいの書いちゃいました。こンくらい・・・その気ンなりゃ・・・わたしだってェ・・・)
アリスのお家
フゥ〜。こんだヶ書くのに、随分時間かかっちまったゼ。。。
(以下は、2008年7月3日のポチの日記です)
アリスのニャンコその名はポチが貴方に贈る
〜 平凡で ちょっぴりドジな おとなの童話 〜
『アリスのお家』
わたしの わたしによる わたしのための わたし的クイズ
問題57の続編の続き
★ ★ ★
問題57の続編
の!?
あ・ら・す・じ
わたしには人間ドックに入ったばかりのお友達がいます。
感想聞いちゃいました。
そしたら話し横道それちゃって、何お話してたか分かんなくなっちゃいました。
お友達もです。
★ ★ ★
その時です。
突然、
『ピッ、コーーーン!!』
ひらめいちゃいました。
「アッ!? 思い出した。人間ドック」
「そぅそぅ、人間ドックだ、人間ドック」
「で、ほかにドンナ事あったの?」
「ゥフフフフ・・・」
「何? その笑い?」
「ゥフフフフ・・・。聞きてェか?」
「ウン」
「ゥフフフフ・・・。どぅすんべぇ? ゥフフフフ・・・」
「『ゥフフフフ』って、ケチしちゃダメょ。教えなさぃ」
「良し!! 教えちゃろ」
「ウン」
「オメー。じぃー悪くネェか?」
「じぃー? じぃーって?」
「じぃー、じゃネェ。痔じゃ」
「ジ?」
「そっ。痔」
「ジ、って?」
「だ〜から、痔じゃ、痔」
「だ〜から、ジって?」
「だ〜から痔だ、痔!! オメー痔知らネェのか? 『寺に行くまで治らぬ病』の痔だぁ!!」
「知ってるょ」
「し、知ってんなら聞く事ネェーべ」
「ウン。初め分かんなかったけど途中から分かった。でも聞いた」
「何でじゃ?」
「知らない振りしたかったから」
「ナゼ?」
「面白いから」
「クッ!? オ、オメーってヤツはー!! オメーってヤツはー!! オメーってヤツはー!!」
「ウン」
「『ウン』じゃネェー、『ウン』じゃー!! ったく、何てヤツだぁ。オメーってヤツはー」
「でっ、痔がどしたの? 痔悪いの?」
「ちゃぅちゃぅ。悪いン、ちゃぅ。検査じゃ検査」
「検査?」
「そっ。け、ん、さ、・・・。ィヒヒヒヒ・・・」
「何? その笑い」
「思い出し笑いじゃ。ェヘヘヘヘ・・・」
「モッタイつけないで、チャンと教えなさぃ」
「ゥクククク・・・。いいじゃろ。教えちゃろ」
「ウン」
「いいか? ポチ。驚くなょ」
「ウン。驚かない」
「オメー、痔の検査ってした事あっか?」
「ナィ。どんな事すんの?」
「ゥケケケケ・・・。どーしよっかなぁ」
「チャ〜ンと言って。ケチしないで」
「あぁ。なら言ってやろ。あのなぁ、ポチ。痔の検査ってのはなぁ。ゥフフフフ・・・」
「『ゥフフフフ』じゃないの。チャ〜ンと言うの」
「あぁ。先ず診察室入っと直ぐ、看護婦さんがドア閉める。アチシが診察台の上に仰向けに寝ると今度は診察台カーテンで覆うんじゃ。ィヒヒヒヒ・・・」
「それで?」(ワクワクワク)
「ェへへへへ・・・。患者着のズボンを下げる」
「患者着って?」
「あぁ。ドックへえると与えられるパジャマみたいなヤツ」
「フ〜ン。それで? ズボン下げてどぅすんの?」
「パンツも下げる」
ガ〜〜〜ン!!
「パ、パンツも?」
「そぅじゃぁ〜〜〜。パンツもじゃぁ〜〜〜」
「見えちゃうじゃん。仰向けでパンツ下げたら見えちゃうじゃん」
「あったりめーじゃん。見せるためにパンツ下げンだからぁ」
「・・・!?」
「だが、ポチ。そんだけじゃネェーゾ。パンツ下げるだけじゃネェーゾ」
「・・・!?」(ゴクッ!!)
「両膝胸まで持ち上げて左手で左膝、右手で右膝抱えンだゾー」
「・・・!?」
「分かるかポチ? ン? パンツずり下ろして両膝抱え上げたらどんなカッコになるか。分かるかポチ? ン?」
「わ、分かる」
「ピンポン!! アッコ丸出し。バギューーーン!!」
「見られた?」
「モロ」
「先生だけ? 看護婦さんも?」
「モチ、両方」
「せ、先生って、どんな人?」
「脂でギトギト。小オトコ、ずるムケ。鼻息荒く、口臭いヤツ」
「そ、そんな人に見られちゃったんだ。アソコ」
「ゥフフフフ・・・」
「な、何?」
「ゥクククク・・・。見られただけだと思うんじゃネェゾ」
「ナ、ナンカかされたの?」
「ィヒヒヒヒ・・・。されたどころの話しじゃネェ」
「・・・!?」
「何されたか分かるか? ン? ポチ」
「わ、分かんない」
「知りてーか?」
「ウン」
「ェへへへへ・・・。あたしゃさっき痔の検査っつたなぁ」
「ウン。・・・!?」
ハッ!!
「ビンゴー!! その通りー!!」
「ま、まさか・・・!?」(ゴクッ!!)
「そっ、そのまさか」
「ゆ・・・っ・・・び・・・?」
「ゥケケケケ・・・。そっ、指」
「・・・!?」
「いってぇゾー。オメー、肛門に指突っ込まれた事あっか?」
「ウゥン。ナィ」
「アタシもなかった。初めてじゃ。いってぇゾー!! 指入れるだけちゃうんゾー。グリグリこねくり回されんだゾー」
「ゥゥゥゥゥ〜!?」(ゾクゾクゾク・・・)
「さ、寒気。寒気がする」
「脂でギトギト。ずるムケのオッサン先生。それも見るからにスッケベそうなオッサン先生が・・・。ゥフフフフ・・・。不気味な笑みを浮かべて・・・。ィヒヒヒヒ・・・。肛ー、門ー、にー、指突っ込んでくるんじゃぁー!!」
「キャーーー!!」
アリスのお家
怖くて今日はこれ以上書けません。
(以下は、2008年7月4日のポチの日記です)
アリスのニャンコその名はポチが貴方に贈る
〜 平凡で ちょっぴりドジな おとなの童話 〜
『アリスのお家』
わたしの わたしによる わたしのための わたし的クイズ
問題?
ントー、
確か、
問題57の続編の続きの後編になるの・・・かな?
★ ★ ★
問題?の答え ハイ、そうです。問題57の続編の続きの後編です。
――前回のあらすじ――
人間ドックに入った友人の痔の検査で肛門を指でチェックされた時、激痛が走ったと言う経験談を聞き、わたしは恐怖のあまり全身に戦慄が走ったのであった。
★ ★ ★
「ナ〜ンてな。うっ、そっ、だっ、よっ。安心しな、人間ドックに痔の検査はネェーょ」
「ホ、ホンと?」(ドキドキドキ・・・)
「ホンと」
「よ、良かったー」
「でも、肛門に指入れんのはホンとだゼ」
「ェ、エェー!?」
「直腸の検査じゃ」
「ャ、ヤッパあるんだ」(ドキドキドキ・・・)
「昔はなっ」
「エッ!?」
「昔は直腸検査ってのがあって指で異常を調べたんだと。兄貴が言ってた」
「お兄さんが?」
「そっ」
「じゃ、今は?」
「ネェ。替わりにウンチで調べるらしい」
「ウンチで?」
「そっ。ドックの前の日とその前の日のウンチ取っといて、当日行った時に提出すんだょ。すっと、色々検査受けてる内に調べんのか、その後調べんのか、よく知ンネェけど後日結果が郵送されて来る」
「良かったぁ」
「安心したか?」
「ウン。・・・。アッ!? じゃ、さっきの話は? 指でっていうの」
「兄貴の受け売り」
「お兄さんの?」
「そっ。さっきも言ったように昔は指で検査してたらしいんだよなぁ。で、さぁ。アタシの兄貴なんだけど痔が悪くってさぁ。地獄だったらしい」
「フ〜ン」
「今はやんネェから助かるつってる」
「そっかぁ。痔の悪い人は地獄かもね。そんな事されたら」
「たぶん」
「じゃ、さぁ。今はもう人前でアソコ出さなくてもいいんだね」
「あぁ、今は。って言うかぁ。アタシは出さんかった。つーか、アタシの行った病院はやんなかったつった方がいいかも」
「ン? どういう事?」
「ウン。いや、何。他の病院はやるかも知れんつー事」
「エッ!? 人間ドックの検査ってみんな一緒じゃないの?」
「ウン。なんか違うっポィ。よーは知らんが。つーのも、ドックの注意書きにヨソで受けた事のある人は結果報告書持って来るようにって書いてあった」
「フ〜ン」
「アンタも人前でアソコさらしたくなかったら、アタシの行ったトコにしな」
「ウン。そぅする」
一安心です。
知らない人の前でパンツ脱がなくてもいいみたいです。
お友達にダマされて一時はどうなる事かと思っちゃいました。
まだ、チョッとドキドキです。
『アッ!?』
でも、アタシ病院選べなかったンだ。
行くとしたら、会社の指定病院行かなきゃなんない。
『ウ〜ム』
あったらどぅしよう。直腸検査。
『こゎ〜』
どぅしよう。直腸検査で指入れられたら。
『ウ〜ム。こゎ〜』
そんな事されたら・・・アタシ・・・こゎ〜。
だって、アタシ・・・そんな事されたら・・・
アリスのお家
押し返しちゃいそぅで・・・
★ ★ ★
今日のヒトヒネ
どぅ違う? 人間ドックと ホットドック
肛門検査 二回受けたら 二度肛門
あれ以来 旧五千円札見るたびこぅ思う 二度目痛そう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ by ポチ
おそまつ